脚本家の三谷幸喜氏が21日、司会を務めるTBS系「新・情報7days ニュースキャスター」(土曜・後10時)に生出演。14日に慢性心不全のため89歳で死去していたことが分かった俳優の財津一郎(ざいつ・いちろう、本名・財津永栄=ながひで=)さんをしのんだ。

 財津さんの死について聞かれた三谷氏は「財津さんって、CMで皆さんご存じだと思うんだけど、あれが代表作って言われると、ちょっとね」と「タケモトピアノ」のCMが財津さんの代名詞的に語られることに疑問を呈した。

 「やっぱり、コメディアンの方が凄みのある演技をされると、何か違うんですよね。伊東四郎さんもそうだけど、怖い役がものすごく上手だったし、僕らの世代で言うと『てなもんや三度傘』。タメの形なんですよ。『ウーン』とタメられる方で。『おさむちゃん』とか、『アダモステ』みたいなタメて、やる。タメが大事」と力説していた。
報知新聞社

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