日刊スポーツ 12/25(土) 15:28

25日の中山5R(2歳新馬戦、芝1800メートル)でヴァンガーズハート(2着)に騎乗した横山武史騎手(23)がゴール前でルージュエヴァイユに鼻差で敗れた騎乗ぶりについて、騎手としての注意義務を怠ったと見なされ、騎乗停止処分を受けることになった。騎乗停止期間は1月15、16日の2日間。26日に行われる有馬記念のエフフォーリア(牡3、鹿戸)には騎乗できる。

横山武騎手が騎乗したヴァンガーズハート(牡、鹿戸)はエフフォーリアの半弟という血統で単勝1・7倍の圧倒的な支持を受けていた。好位追走から直線で抜け出したが、残り50メートルで内からルージュエヴァイユの猛追を受け、ゴール寸前で鼻差の差し切り負け。決勝線手前で数完歩追う動作を緩めたことに対し、処分が下された。

有馬記念で同騎手とコンビを組むエフフォーリアはデビューから6戦5勝。皐月賞を制し、ダービーで2着に入るなど、3歳世代のトップホースであり、秋初戦の天皇賞・秋ではコントレイル、グランアレグリアを破った。有馬記念は前日(25日)正午時点で単勝1番人気に推されている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3e0c335ff7847423c3f36075053007ae37269284
横山武史騎手
https://i.imgur.com/0gZ4Eef.jpg