独立局ならではのユニークな番組編成で、ネットユーザーたちのあいだで話題に上ることが多いtvk(テレビ神奈川)で、
5日午後11時半から、アニメ界の金字塔として知られる「機動戦士ガンダム」(1979年)の日曜夜、再放送がスタートした。

言わずとしれた「ガンダム」シリーズの原点で、伝説の始まりとなる第1話「ガンダム大地に立つ!!」が放送されると、
SNSに、番組を視聴したというネットユーザーらから歓喜の声が上がった。

通称。ファーストガンダムと呼ばれるこの作品。宇宙移民が始まった未来の世界を舞台に、
連邦政府に独立戦争を挑んできたジオン公国と地球連邦軍との戦いを描いたアニメとして知られている。
主人公のアムロ・レイと、ライバルの赤い彗星こと、シャア・アズナブルとの戦いが人気の1つになっているが、79年の最初の放送では視聴率は振るわなかった。

しかし、その後、熱烈なファンの要望で再放送されると、そこから人気が爆発。
当時、劇中に登場するモビルスーツ(ロボット)などのプラモデルが爆発的な売り上げを記録したほか、
テレビ放映をまとめた劇場版も大ヒットするなど、その人気は社会現象となった。

6日、第1話の放送が終わると、SNSには、番組を視聴したというファンからの書き込みが殺到。

ツイッターには「tvkで機動戦士ガンダムの第一話みたが、やっぱすごいね」
「久しぶりにfirst見た。オープニングもエンディングも全力で歌えた」
「第一話から今に続く名台詞の連発だ」「何度見てもファーストガンダムはいいな」などの声がズラリと並んだ。

「本放送当時(中1)リアルタイムで観た衝撃と興奮は今でも覚えてる」と当時を懐かしむファンのコメントのほか、
SNSを通じて再放送が始まったことを知ったというファンからは「tvkでガンダムもやってたのかァァ!知らなかったー!
来週から録画じゃああ」という絶叫が届いた。

この作品では、「サザエさん」の初代・磯野波平などで親しまれた声優の永井一郎さん(2014年死去)がナレーションを務めており、
当時の放送では、永井さんが解説する「次回予告」がエンディング曲の前に差し込まれていた。
今回の再放送では、その「次回予告」をカットすることなく、当時のスタイルを再現。
その芸の細かさに、ファンは「ちゃんと次回予告まで流してる。神奈川出身のオタクとしては、期待を裏切らず嬉しい限り」などと喜んだ。

さらに同局が、「ガンダム」の前(午後11時〜)に、「新世紀エヴァンゲリオン」(95年)を放送していることから、
この並びもネットでは大きな話題となった。まさに、昭和と平成を代表するロボットアニメの豪華“リレー”にツイッターはお祭り騒ぎ。

「tvkエヴァの次ガンダムとか、神かよ」
「日曜の終わりに楽しみが出来ました〜やるじゃん、tvk。エヴァだけでなくガンダムまで有難う〜」
「tvk日曜は、新世紀エヴァンゲリオンと機動戦士ガンダムを続けてやる豪華ラインアップ」などのつぶやきが相次いだ。

 また、「日曜の夜から夜更かしだね。懐かしすぎる」「あー毎週日曜の夜が楽しみだw」と同局の編成をたたえる書き込みに交じり、
「『新世紀エヴァンゲリオン』の放送が順調に続けば6月いっぱいで最終回を迎えるはずだけど、
その後も旧作アニメの再放送枠が継続されるといいなあ。

個人的には『宇宙戦艦ヤマト』初代TVシリーズのリマスター版を放送して欲しい!
エヴァ→ガンダムからのヤマト→ガンダムが見たい!(笑)」という熱い要望も届いている。

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https://matome.naver.jp/odai/2150941339915553301/2153781070969316803
https://www.iza.ne.jp/kiji/entertainments/news/200406/ent20040609310018-n1.html?cx_wid=9345d451a5fe232a8bb6430a4c3826f0c91203b8
https://www.iza.ne.jp/kiji/entertainments/news/200406/ent20040609310018-n2.html