マツダでは、MAZDA6のフルモデルチェンジに向けた準備が進められている。
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MAZDA6は、2012年に発売された3代目アテンザから基本構造が変わっていない。
2019年にはグローバルネームのMAZDA6に国内モデルの車名が統一されたが、実質的な販売期間は9年に迫っており、フルモデルチェンジが待望される時期に来ている。

■次期MAZDA6は、新開発ハイブリッドとFRプラットフォームを採用
そんななか、マツダが2021年6月に発表したのが「2030年に向けた新たな技術・商品方針」である。
そこでは、次期MAZDA6に関する重要な内容が含まれていた。

まず以前より知られていた新世代プラットフォームの話からしておくと、マツダは「スモール アーキテクチャ」と「ラージ アーキテクチャ」の2種類で車両開発を進めている。
既に「スモール アーキテクチャ」が採用されたモデルとして、MAZDA3、CX-3、CX-30、MX-30が市販化に至っている。

そして、「ラージ アーキテクチャ」については、まだ市販モデルが実現していないわけだが、その第一弾として登場しそうなのが、早ければ2022年のフルモデルチェンジ発売が期待される新型MAZDA6というわけである。

「サステイナブル“Zoom-Zoom”宣言2030」では、「ラージ アーキテクチャ」に採用される3種類のパワートレインが発表された。

・ガソリンエンジン48Vマイルドハイブリッド
・ガソリンエンジンプラグインハイブリッド
・ディーゼルエンジン48Vマイルドハイブリッド

これらは何れもエンジンが縦置きにレイアウトされており、プロペラシャフトが存在することも公開されたイラストにより明らかとなっている。

次期MAZDA6はFRプラットフォームが採用されることになる。

■次期MAZDA6のデザインスタディモデル「VISION COUPE」
(続きあり)
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