何年も何十年も行列が絶えない人気飲食店があれば、あっという間に閉店してしまう店もある。その差はいったい何なのか? 飲食店の出店開業支援サイト「飲食店.COM」を
運営する株式会社シンクロ・フードが以前、同サイトの造作譲渡情報より閉店した飲食店の業態と営業年数の調査を行なったところ、閉店しやすい
業態はアジア料理、ラーメン、中華、そば・うどんであることがわかった。

 閉店した飲食店の件数を業態と営業年数ごとに集計したところ、アジア料理、ラーメン、中華、そば・うどんについては、7割以上の店舗が営業3年以内で閉店しており、
4割以上の店舗については営業1年以内に閉店していることがわかった。中でもラーメンは「出店したい業態」としても必ずトップ5に入る人気業態である一方、閉店する
件数も多くなっており、生き残りが厳しい業態でもあることがわかった。なお、「出店したい業態」と「閉店が多い業態」の両方でトップなのが居酒屋・ダイニングバーだが、
営業年数が3年を超える店舗が4割以上となっており、これと比較してもラーメン店は短命の傾向にあると言えるだろう。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171218-00010003-dime-bus_all