国産ブリ「シーチキン」発売へ はごろもフーズが新機軸
はごろもフーズは、原料のマグロ・カツオ類の漁獲減を受けた水産資源保護対応の一環で、同社のツナ缶製品「シーチキン」の原料に初めて国産ブリを採用し、8月21日に発売する。

これまで使用してきたビンナガマグロ、キハダマグロ、カツオに味や食感が近く、日本人の食の好みに合う魚種を探し、ブリに決まった。名称は「シーチキンEvery(エブリ)」とした。
タンパク質やDHA(ドコサヘキサエン酸)の含有量が多いのが特長。ブリのうま味を生かしつつ、同社従来のツナ缶の味に近づけるため、オニオンエキスを使い、シンプルな味付けで仕上げた。
同社「シーチキン」原料の新魚種採用は1981年以来、約42年ぶり。同社は中期経営計画で持続可能な原料使用を重点課題に据えていて、「さらに安定的でサステナブルな製品供給を目指す」としている。
油漬けとオイル不使用の2種類を用意し、内容量は各70グラム。参考小売価格は税抜き各235円。

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