レギュラーガソリンに水分が混入 新潟市のガソリンスタンド 現時点で10台の車に不具合
2022年08月27日 18時32分 新潟総合テレビ

新潟市西区新通のガソリンスタンド、「Dr.Drive新通セルフステーションKiSS」で販売したレギュラーガソリンの一部に水分が混入していたことが判明したと、27日、ENEOSなどが公表しました。
現時点で給油した10台の車に不具合が発生しているということです。

ENEOSは原因について、地下タンクから5番・6番レーンにつながる配管の一部が腐食している可能性があり、7月23日に降った大雨が、ガソリンを吸い上げる時に混入した可能性があると見ています。
ENEOSなどは、このガソリンスタンドで7月23日(土)から8月20日(土)までの間に、5番・6番レーンでレギュラーガソリンを給油した人に対し、下記に連絡するよう求めています。

ENEOSなどは
「お客さまには大変ご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございません。関係官庁の指導を仰ぎながら対応に全力を尽くしていくとともに、このようなことが二度と起きないよう万全な対策を講じて参る所存です」
とコメントしています。

なお7月23日から8月20日18時までに、5番・6番レーンでは2879台が給油。このうち約6割は給油した人が特定できていて、スタンドから連絡しているということです。
現時点で不具合による事故は報告されていませんが、走行不良やアイドリングの不調の症状で、エンジン停止につながる可能性があるということです。

https://www.nsttv.com/news/news.php?day=20220827-00000006-NST-3