スズキは28日、3列シートのミニバン、新型「ランディ」を8月8日に発売すると発表した。これまでは日産自動車から「セレナ」のOEM(相手先ブランドによる生産)供給を受けていたが、ベース車を資本提携するトヨタ自動車の「ノア」に切り替えた。

 8人乗りのガソリン車と、7人乗りのハイブリッド車(HV)を用意した。1・8リットルエンジンを載せたHV(2WD)の燃費は、1リットルあたり23・2キロとなった。価格はガソリン車が消費税込み310万6400円〜、HVが345万700円〜。年間の販売目標は1200台。

 ミニバンは子育て世代からの支持が高く、国内の乗用車販売の3割前後を占める。軽自動車が主力のスズキはミニバンを自社生産していないが、2007年以降、日産からOEM供給を受けていた。

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