松本人志の黒歴史とも呼ばれる映画への挑戦。2007年「大日本人」から2013年「R100」まで、4作品を監督し興行的な成功はなく、海外の映画祭でも評価を得られなかった。そんな松本作品に対する批評をまとめてみる。

駄作とも傑作ともいえない。かといって凡作でもない。なんとも言えない。その意味ではこんな映画見たのって初めてであります。ダウンタウンの漫才やしゃべくりを見ているこっちとしては、100%ピュアモルツな「松本人志の世界」に違いなく、その意味での完成度はとても高かったと思います。(たけくまメモ「ようやく「大日本人」見たけども」より)

松本のボケは、浜田のツッコミがあって初めて生きる
ただ、えんえんと続く「ボケ」の映像を見ているうちに、「浜田はどこにおる?」と思ってしまったのも事実。これまで、あまり浜ちゃんのことを面白いと思ってなかったんだけど、松本のボケは、浜田のツッコミがあって初めて生きるのだなあ、という事実を思い知らされました。(たけくまメモ「ようやく「大日本人」見たけども」より)