ポーランド国防省は米国製戦車M1エイブラムスの250車両の購入契約を結んだ。リアノーヴォスチ通信が報じた。
先に、戦車エイブラムスの売却合意について、米国務省と米議会が承認したと報じられていた。
M1 エイブラムスは米クライスラー・ディフェンス社の主力戦車で1980年から生産を開始。米軍、米海兵隊のほか、エジプト、豪州、モロッコ他、数か国で採用されている。
ポーランドへの売却契約には250台の最新のM1A2 SEPv3のほか、ポーランドが戦車乗組員のシュミレーターなど、ロジスティックス、演習に関するパッケージも購入したことが示されている。
戦車調達計画には総額は約60億ドルが拠出されている。ポーランドの軍部はすでに、今回の購入がポーランド軍史上最大の軍備購入だと明言していた。
ポーランド国防省はエイブラムスがまず第18機械化師団、第1戦車旅団と自国の東部に配置の計画だと公言している。

https://www.pap.pl/en/news/news%2C1146404%2Cpoland-signs-contract-purchase-250-abrams-tanks-usa.html