日産からノートオーラが正式発表された。
新型ノートオーラは、本来であれば2021年春に発売されていたはずのモデルである。しかし、自動車向け半導体不足の影響によりスケジュールが延期となっていた。約半年遅れとなるが、2021年秋の発売が予告された。
https://car-research.jp/wp-content/uploads/2021/06/aura-face2.jpg

■100kWモーターを採用、車両価格は約261万円から
新型ノートオーラは、日産が2020年末にフルモデルチェンジさせた主力コンパクトカー、ノートの高級仕様に相当する。
見た目だけでなくパワートレインも強化されており、通常ノートのフロントモーターの85kW(116PS)/ 280Nmは、新型ノートオーラでは100kW(136PS)/ 300Nmとなった。これは18%の向上である。

消費税込み車両価格はFFの「G」が2,610,300円、「G leather edition」が2,699,400円。各4WDモデルが2,868,800円、2,957,900円となる。

■全幅40mm拡大で3ナンバーサイズ
ボディサイズは全長が同じで、全高もほぼ変わらず。ただし、全幅はノートオーラが40mm拡大されており、3ナンバーサイズとなる。
・ノート:全長4045mm×全幅1695mm×全高1520mm
・ノートオーラ:全長4045mm×全幅1735mm×全高1525mm

■ノートオーラのフロントデザインはワイド感が強調される
ノートオーラのエクステリアは、拡大された全幅を使い、ワイド感が強調された顔つきとなった。フロントグリルは、逆台形のVモーショングリルが採用されるが、ノートオーラではこれが横長となり、全幅1.7m枠に縛られない欧州コンパクトカーのようなゆとりのある表情となった。

またリップスポイラーは、通常ノートでは樹脂パーツ感が残されたままであったが、新型ノートオーラでは光沢のある塗装で仕上げられ高級感が与えられている。
(続きあり)
https://car-research.jp/note/fmc-e13.html