地方銀行でフロッピーディスクの取り扱いを終了する動きが進んでいるというニュースを受け、ネット上には「フロッピーディスク」に関する投稿が相次いだ。
きっかけとなったのは、日本経済新聞(電子版)で2020年11月30日に配信された「地銀、フロッピーディスクの取り扱い終了相次ぐ」の記事。
読み取り装置の製造終了などを理由として、取り扱いの終了が進められているというフロッピーディスク。
1971年に開発され、最盛期は1990年代。2000年頃以降は徐々に廃れていった製品であることから、ネット上では未だ取り扱いがあったことに驚く声が多い。
「フロッピーディスク...生きていたのか...」「2020年も終わろうとしているのに...」「は?今日の記事?20年前じゃなくて?」
といったツイートが多く投稿されたことから、ツイッターでは「フロッピーディスク」がトレンド入り。

「トレンドに入ってるけどフロッピーディスクの実物って見たことないもんなぁ......」「基本アニメや映画でヤバいデータやり取りするときにしか見たことない」
「フロッピーディスク、分野的にも知ってはいますがあくまで教科書レベル。現物見たことないんですよね...」「黒電話とかの仲間だと思ってたからまだ現役だったのが意外」
など、フロッピーディスクという単語は知っていてもイメージがわかないとする声も多かった。

「てかFD売ってるところも読みとる端末売ってるところも見たことないんだけど、逆にこの時代でFD使うのってむずくないか?」「フロッピーディスクって、今どこで買えるんだろ」
と、現代においてフロッピーディスクを使う方が困難だとする声も散見される。

パソコンやスマートフォンには現在もフロッピーディスクの絵文字が存在することから、
「【フロッピーディスク】の絵文字はどうなるんやろ」「絵文字の意味が誰にもわからなくなる日が段々と(迫ってきている)」
とするコメントもある。

Microsoft Officeシリーズなど、「保存」を示すアイコンにフロッピーディスクのマークを用いているソフトウェアも多いことから、
「そういえば、ワードとかの保存マーク変わるんかね?ずっとフロッピーディスクのままですけれども」「『保存』マークは? ねえ、『保存』マークはどうなっちゃうの?」
と心配する人もいるようだ。

https://www.j-cast.com/2020/11/30399980.html