鹿児島県・奄美大島の大和村教育委員会(晨原弘久教育長)は3日、村内の
教職員を対象とした教育講演会を開催した。小中学校の教職員29人が参加し、
村内の史跡を巡るフィールドワークを通し、大和村の歴史文化や自然環境など
に理解を深めた。

同村が進めている郷土教育の一環。児童生徒の教育を担う教職員に大和村を
詳しく知ってもらうことを目的としている。

参加者は大和村文化協会の中山昭二会長を講師に、奄美群島国立公園のヒエン
浜や太平洋戦争中に対馬丸の犠牲者が漂着した長瀬海岸など村内14カ所を巡り、
児童生徒に伝えていきたい大和村の史跡や歴史文化、貴重な自然や環境など
について学んだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/abb8318ee16a2c93a251e79515928bae3725d279



 今里小の中村利之校長は「自分たちが知らなかった郷土の素晴らしさに気付くことができた。今後の郷土教育の指導に生かしていきたい」と話していた。