ホタルイカ嘆きの豊漁、異例の漁獲量削減…冷蔵施設埋め尽くす
5/6(水) 14:00配信

日本海の味覚、ホタルイカ。全国最多の水揚げを誇る兵庫県但馬地方で豊漁の春だが、喜びに
沸くムードはない。新型コロナウイルス禍が価格に影響を及ぼしているからだ。新温泉町の浜坂
漁協によると、10キロあたりの平均価格は前年の3割ほど。都市部の飲食店が休業要請を
受けるなどして需要が激減したのが要因で、漁獲量の削減を申し合わせる異例の事態となっている。

但馬地方では1月頃から5月にかけて水揚げされ、近年は3000トン以上の漁獲量を誇る。
ズワイガニ漁が終わる3月以降は主力の魚種となり、売上金額に占める割合もズワイガニに次いで多い。

 近年は価格が好調だったが、今季は一変した。浜坂漁協によると、3月1日〜4月20日の水揚げ量は
1042トン(冷凍を除く)と前年同期の1・7倍増。しかし、平均単価(生ホタルイカ10キロ)は1685円と
約3分の1となっている。
 要因は、首都圏など都市部を中心とした外食需要の激減だ。但馬で水揚げされたホタルイカは全国へ
出荷されるが、コロナ禍で外出自粛や飲食店の休業、営業時間の短縮が拡大した。

つづきは>>2以降
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