ニューヨーク州都市交通局(MTA)は23日に行われた理事会で、2020年7月から5年かけて新型の地下鉄車両を650台導入すると発表した。以降5年で3000台に増やす計画。
 川崎重工が製造した新型車両にはデジタルディスプレイを設置し、各停車駅までの所要時間をリアルタイムで表示する。
ドアは従来よりも8インチ(約20センチ)広く、乗客の乗降をスムーズにし、各駅での停車時間を短縮するよう設計。
これまで車両の両端に設置されていた座席を撤去し、折りたたみ式の座席を導入するなど、より多くの人が安全で快適に乗車できるよう工夫されている。
また一部の車両は各車両をアコーディオン式の経路で接続し列車の端から端まで歩くことを可能にする「オープンギャングウェー」形式となっている。
 MTA最高技術責任者のジョン・サンタマリアさんは「新型車両には地下鉄体験を向上させるための多くの新機能を搭載している」と胸を張った。

新型の地下鉄車両を導入へ 2020年夏から650台
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