伊豆縦貫道「天城越え」 源泉迂回、ルート案固まる
http://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/436302.html

国土交通省は12日までに、伊豆縦貫自動車道天城湯ケ島インターチェンジ(IC)から
河津ICまでの「天城越え」区間について、源泉地域を西側に迂回(うかい)し、
自動車専用道路を建設するルート案を採用する方針を固めた。
13日に名古屋市内で開かれる社会資本整備審議会での審議を経て、正式決定される見通し。

同区間は沼津市から下田市に至る伊豆縦貫道延長約60キロのうち約15キロ。
採用するルート案は、七滝温泉・大滝温泉の源泉地域を西に迂回(うかい)し、
時速80キロで走行可能な専用道路を設置する。
区間の中間地点に位置する浄蓮の滝付近にICを設置する方向で検討も進めている。


<メモ>伊豆縦貫自動車道 沼津市から下田市に至る延長60キロの高規格幹線道路。
東駿河湾環状道沼津岡宮インターチェンジ(IC)―大場・函南IC間、
天城北道路の修善寺IC―大平IC間の計14.7キロは開通し、供用されている。
天城北道路の大平IC―天城湯ケ島IC間(5.1キロ)が2018年度開通予定。
河津下田道路の河津IC―下田IC間は1998年と2012年に事業化決定済み。