1.ネットリテラシーの低さ
取材に答えた番組制作者たちは「確認作業は複数人でやっている」という。

例えば、キー局でバラエティ番組のプロデューサーをしている男性は、そのプロセスについてこう説明する。

放送前に素材をプロデューサー、本編担当ディレクター、アシスタントプロデューサー、本編担当
AD(アシスタントディレクター)など複数人で指差し確認。バラエティであっても、これだけの確認プロセスがある。

では、なぜミスが起こるのか。この男性は「ネットに詳しくない」ことを理由にあげる。

「ネットリテラシーが低い人がテレビ制作には多くいますね。ネットユーザーを下に見たような発言がサクッと
出してしまったり、誰でも知っているような話題のサービスを知らなかったり。基本的にネットに詳しくないです」

旬のネタはネットにある。だからネットで情報を検索するが、そもそものリテラシーは高くないので、情報の
利用方法や確認手法が甘くなるのではないか、ということだ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170820-00010001-bfj-sci