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2024年2月17日 19:15

東野幸治が16日深夜放送のABCラジオ「東野幸治のホンモノラジオ」に出演。原作者・芦原妃名子さんが急死した日本テレビ系ドラマ「セクシー田中さん」の問題について触れた。

リスナーからのメールで映画「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」(1984年)の話題が振られた時のこと。

同映画は原作の「うる星やつら」とはかなり世界観の違う作品で、多くのファンが違和感を口にしたことで知られる。東野も「好きというか、『なんじゃこれ?』と思いました。『うる星やつら』ってアニメが大好きで、で、アニメ化される。で、2でどんなんやろうって見に行ったら『え?なんやこれ』って、めちゃくちゃ覚えてます」と回想した。続けて「押井守さんが初監督で。だから、今の問題ですよ。日テレのマンガの原作、ベリーダンスとかのマンガやってて、なおかつ連載してて、日テレでドラマ化される」と〝セクシー田中さん問題〟との共通点を指摘。

その上で「それぞれもちろん、ストーリーは作家が考えたから作者のもんじゃないですか。でも、テレビサイズに落とし込む時ところの問題と。脚本家と作者っていうのは、俺がプロデューサーやったら絶対会わさないし。揉めたら困るから。そういうところの問題のある、これ初期の話ですよ」と私見を述べた。

さらに原作の高橋留美子氏が試写を見て無言で帰ったという〝噂〟を振り返りつつ「でもね、言われれば確かに『これうる星やつら描いてたら、そりゃそうやろな』と思うし。で、一方で、アニメSF好きとしたらまあ面白いしっていう。あっち立てれば、こっち立たずみたいな典型ですよね」と、テレビタレントかつアニメファンとしてジレンマを語っていた。