Jリーグは19日、東京都内で理事会を開催し、現行の2月開幕から8月開幕へと移行する「秋春制」の導入を2026~27年シーズンから実施することを決めた。残された課題については継続して検討していく。

 今月14日の実行委員会では60クラブ中52クラブがシーズン移行の実施に賛同。態度保留は7、反対は1の新潟だった。これを受けてこの日の理事会で決議し、過半数の賛成を得て承認した。
 
シーズン移行は過去にも検討されてきたが、豪雪地域の課題が解消できず、その都度見送られてきた。だがアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)が今季から秋春制となったことも踏まえ、今春から議論を再開。Jリーグがより発展し、世界で活躍する日本人選手を輩出していくという観点からも、秋春制の優位性が見直されていた。

 シーズン移行によって、リーグ戦の日程は8月開幕~5月閉幕。降雪が多い12月第2週~2月第2、第3週までの期間はウインターブレイク(冬期中断)を設けることになる。

12/19(火) 18:30 日刊スポーツ
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