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2023/09/12(火) 21:20:58.26ID:stbToTxs9https://kai-you.net/press/img/main-123.png
筒井康隆さんの作品集『カーテンコール』カバー(仮)
数々の文学賞を受賞してきた巨匠・筒井康隆さんが「これがおそらくわが最後の作品集になるだろう」と宣言する『カーテンコール』が、11月1日(水)に新潮社より刊行される。
9月24日(日)に89歳を迎える筒井康隆さんが、この3年ほどで書き上げた25篇が収録される。価格は1870円(税込)。
『時をかける少女』『パプリカ』の主人公も登場
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筒井康隆さん
『カーテンコール』に収録されるのは、『時をかける少女』『文学部唯野教授』『パプリカ』など、かつての自作の主人公たちが病床の作者を訪れる「プレイバック」。
そのほか、深夜に総理大臣をインタビューする「官邸前」、古代の人類を拉致して美食させるタイムマシンもののSF「美食禍」、大蛇に育てられた美少女を描く「白蛇姫」、小さな人魚とのキュートな恋愛譚「横恋慕」など25篇。
ひとり息子の画家、筒井伸輔さんの死の直後に書かれた「川のほとり」も特別再録される。
なお、前作の短篇集『ジャックポット』が「現代絵画や現代音楽に張合う小説を」という試みの実験作が多かったのに比べて、今回の『カーテンコール』は、読者を愉しませることに主眼を置いたエンターテインメント色の強い作品ばかりになっているという。
最後の作品集? 筒井康隆の新作『カーテンコール』
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