2023年9月9日 15時29分

ジャニーズWESTのメンバー中間淳太（35）が、9日放送のABCテレビ制作「教えて！ニュースライブ　正義のミカタ」に出演。所属するジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川元社長による性加害問題に関連し、東山紀之新社長の新体制でもジャニーズの名称を存続させる方針について「僕個人としては、1人の人間としては変えるべきだと思う」と述べた。
　中間は「ジャニーズ」を含んだ所属グループ名への愛着や誇りを示した上で「僕は性被害を1回も受けていない、指1本触れられたことのない立場だからこそ言えるのかもしれない。ジャニーさんと嫌な思い出がないから、そう思えるのかもしれない」「ジャニーズという名前を見ただけでフラッシュバックする方もすごくいると思う」などと、所属タレントとしての揺れる胸中を吐露した。
さらに「世間一般の目から見ても、ジャニーズという名前を続けるのがおかしいんじゃないかと僕でも分かります。僕も変えるべきだと思っていますし、ジャニーズWESTの名前がなくなる覚悟もできている」などと続け、言葉を詰まらせた。
　中間は名称存続を巡り、7日の東山新社長らの会見で、ヒトラーを例に厳しい指摘を受けたことにも言及。その上で「今後ジャニーズとして決めたこと、ジャニーズという名前を残しつつも、体制が生まれ変わったところを見てほしいという決意はあると思う。それでも嫌な思いをする、変だよという意見が多いならば、すぐに変えるべきじゃないかなと思う」と説明。さらに「僕個人としては、1人の人間としては変えるべきだと思う」と続けた。

https://www.chunichi.co.jp/article/766214

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