渡辺美里さんが大ヒット曲「My Revolution」との出会いを語る!
ふんわり 放送日:2023/07/19 NHKラジオ らじる★らじる
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今年デビュー38周年を迎えた歌手の渡辺美里さんが登場♪ 18歳でデビューした当時の思い出、大ヒット曲「My Revolution」との出会い、西武球場での伝説のライブなどのお話を伺いました。

【出演者】
渡辺:渡辺美里さん(歌手)
伍代:伍代夏子さん(歌手)
稲垣:稲垣秀人アナウンサー
◆大ヒット曲「My Revolution」との出会い

稲垣: デビューの翌年(1986年)に、「My Revolution」と出会われるわけですね?

渡辺: そうですね。当時、同じプロデューサーで、同じチームにいた作曲家の小室哲哉さんが、お兄ちゃんみたいな感じで近くにいたんですよね。で、「今度デビューする渡辺美里に」っていうことで曲を書いてくれて。でも、これは、デビューの翌年にリリースしましたけれども、デビューしたその年、1985年にはもう出会っていましたね。

稲垣: そうだったんですか!?

渡辺: ファーストアルバムとセカンドアルバムを、ほぼ同時進行で作っていたんですけれど、レコーディングしているスタジオに曲を持ってきてくれて「こんな曲ができた!」っていうことで。「いいねぇ!」と、ウワ~って鳥肌が立っちゃったのを、今でも覚えていますから。

伍代: そのときは、デモテープですよね?

渡辺: その前後はデモテープをいっぱいいただいていたんですけれど、「My Revolution」に関しては、小室さんがスタジオに来て、ピアノで弾いてくれたんですよね。

伍代・稲垣: へぇ~!!

渡辺: テープを聴いた覚えがないんですよ。多分、すごくご本人(小室哲哉さん)に自信があって、「きたー!」って思われたのか、「早く聴かせたい!」って思ってくれたのか、スタジオで弾きながら、私もAメロ、Bメロ・・・っていう感じで、ラララで歌いながら、「お~、いいね~!!」ゾクゾクゾクーッ、っていう感じで覚えたのを、今でも記憶しています。

伍代: いやぁすごい! なんかすごいお話を伺っていますね!

稲垣: 小室哲哉さんが直接、聴かせてくださったということなんですね。では、その曲を聴かせていただきましょう。渡辺美里さんから、曲のご紹介をお願いします。

渡辺: 聴いてください。渡辺美里で「My Revolution」。

◆伝説の1989年、どしゃ降りの西武球場、アカペラで歌った「My Revolution」

稲垣: (渡辺美里さんが)どしゃ降りの雨の中で熱唱されているっていうのを、私も後から拝見しましたけれども、本当に「伝説」と言われている、あのライブですね、1989年の西武球場。

渡辺: 今となっては、そういうふうに言っていただいていますけれど、そのときはもう、「さあ、これからコンサートが盛り上がるぞ!」って時に止めなきゃいけなかった・・・雷と大雨で。今でこそ、ゲリラ豪雨というのは、よく体感しますけれど、あの時代はそんなになかったし、ましてやコンサートで、っていうのはなかったですから。

伍代: 急に(豪雨が)来ちゃったんですか? なんか予兆というか・・・

渡辺: 前日は、ものすごく良いお天気だったのは覚えているんですけれど、もう記憶がないです(笑)。

伍代: だけど、悔しいですよね。急にそんなね。

渡辺: でも、その後、「伝説の(ライブ)」って言っていただいているので。昨年、「パイナップルロマンスのその先へ “雨のバカ~” 」って言って、「そのコンサートでやれなかった分から、現在までを再現するライブ」っていうのをやったんですよ。なので、一応、自分の中では決着したな、と。

稲垣: その1989年のライブは、最後に「My Revolution」をアカペラで歌われたんですよね? お客さんと一緒に。

渡辺: もうたくさんの人が集まっていて、「危険なので、即座に解散してください」って言われたんですけれど、お客さんも、やんややんやで、「もうちょっと見たいぞ!」、みたいな。そこで、「じゃあ、もうこれで!」っていうことで、アカペラで歌ったことによって、みなさん、納得してくれたかどうかわからないですけれど。「そういうことか!」っていうふうに、思ってくれて。

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