◆米大リーグ ヤンキース―エンゼルス(19日・ニューヨーク=ヤンキースタジアム)

 エンゼルス・大谷翔平投手(28)が19日(日本時間20日)、敵地・ヤンキース戦に「2番・指名打者」でスタメンフル出場。4打数無安打に終わり、チームもサヨナラ負けを喫した。

 ヤンキースの先発は今季デビューしたばかりのJ・ブリト投手(25)。初回1死走者なしの1打席目は、中堅手・ジャッジに本塁打性の当たりをキャッチされた。飛距離411フィート(約125メートル)ながら、お手玉しながら好捕し、柵越えはならなかった。昨季もジャッジは大谷の本塁打性の当たりを好捕しており、2年連続の本塁打阻止となった。するとジャッジは1回裏無死一塁で左翼へ先取点となる6号2ランを放ってパワーを見せつけられた。

 大谷は3回1死二塁の2打席目は二ゴロ。1点を追う5回2死三塁の3打席目も、2番手右腕・キングの前にフルスイングを見せたが、空振り三振に倒れた。同じく1点を追う7回2死一、二塁の4打席目は、3番手左腕・ペラルタに前に空振り三振。2打席目からは走者を得点圏に置くチャンスで打席に立ちながら凡退した。同点の9回2死一塁で迎えた5打席目は、4番手右腕・ホームズから四球を選んで出塁したが得点にはつながらなかった。

 前日の18日(同19日)は旧ヤンキースタジアム開場から100周年の記念試合だったが、初回の1打席目に右翼手・ジャッジの頭を越える打球速度116・7マイル(約187・8キロ)という弾丸の先制4号2ラン。7戦ぶりの一発に「いい結果になってよかった」とうなずいていた。
報知新聞社

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