秦基博 歌詞が刺さるあの卒業ソングを解説「最後の視点も、カメラが急に引いていく感じ」
[ 2023年3月31日 20:47 ]

 シンガー・ソングライター秦基博(42)が、31日放送のTBS系「この歌詞が刺さったグッとフレーズ 4時間SP」(後7・00)に出演し、卒業ソングの名曲を解説した。

 テーマ別、世代別に、歌詞が刺さる楽曲をピックアップする音楽特番。
50代にとっての「旅立ちに刺さる卒業ソング」に挙がったのが、1985年にリリースされた故・尾崎豊さんの代表曲「卒業」だった。

 大人たちの言うことに反抗し、やんちゃな行為に明け暮れた学生時代を終える解放感を歌った名曲。
街の人からは「学校を卒業して自由になれるかと思ったら、実際には社会人になって会社とか社会に縛られている」と、
自身の境遇に照らし合わせて歌詞の説得力へ驚きを口にする声も聞かれた。

 尾崎さんの青春時代について、秦は「お友達とかに不良の方がいて、みたいな話も聞いたことがある」と説明した。
曲の終盤では、これからも続くかもしれない束縛への不安も歌われている。
「そういったものを俯瞰する目線というのもお持ちだったのかな?最後の視点も、カメラが急に引いていく感じとかも、ずっと自分目線だったのに」と、驚きを口にした。

 MCの「極楽とんぼ」加藤浩次が、「等身大の尾崎豊さんと違う尾崎豊さんというのが共存していたんでしょうね?」と自身の見解を話すと、
秦は「表現者としての尾崎豊という人は何を歌うべきなのか、あるのかな?なんて思いましたね」と応じていた。

スポニチ Sponichi Annex
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/03/31/kiji/20230331s00041000716000c.html


この歌詞が刺さったグッとフレーズ世代別名歌詞52連発!相葉雅紀&目黒蓮&山田涼介
2023年3月31日放送 19:00-22:54 TBS

(前略)
 旅立ちに刺さる卒業グッとフレーズを紹介する。50代以上は尾崎豊の「卒業」。
「この支配からの卒業」などの歌詞からは支配から早く自由になりたいと願う葛藤を描いており、当時学生だった50代に刺さったグッとフレーズ。
スタジオでも土田晃之さんらが「言葉にできなかった事を全部代弁してくれた」と話した。
小渕健太郎さんは「2番で描ききっていいと思うが、その先を描いているのが衝撃だった」と話す。
秦基博さんは「友達に不良の方がいたという話を聞いていて、俯瞰する目線をお持ちだったのかな」と話した。
(後略)

TVでた蔵
https://datazoo.jp/tv/%E3%81%93%E3%81%AE%E6%AD%8C%E8%A9%9E%E3%81%8C%E5%88%BA%E3%81%95%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%80%8C%E3%82%B0%E3%83%83%E3%81%A8%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%80%8D/1631220


※この番組から書き起こし

コブクロ・小渕健太郎(46)「(尾崎豊の『卒業』の歌詞を見ながら)多分これ、ずっと頭から書いていったと思うんですよ。
1番があって、2番があって、『この支配からの 卒業』で書き切っていいと思うんですよ、歌としては」

MC・加藤浩次(53)「確かに」

小渕健太郎「なのに、その先を考えてるのが僕は衝撃だなと思うんですよ」

<歌詞>
※2番の先の歌詞は下記のサイトで確認できます

『卒業/尾崎豊』作詞:尾崎豊、作曲:尾崎豊、編曲:西本明
https://www.uta-net.com/song/2864/

<動画>
※「Warner Music Japan」公式YouTubeチャンネル
尾崎豊『卒業』GRADUATION - 「LIVE CORE 完全版~YUTAKA OZAKI IN TOKYO DOME 1988・9・12」 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=xcJEKjmmHfA