Spotifyは、2022年に海外で再生された日本の音楽ランキング、リリース年代別に最も再生された楽曲ランキングを発表した。海外で最も再生された国内アーティストの楽曲は、藤井 風の「死ぬのがいいわ」だった。2位はYOASOBI「夜に駆ける」、3位はSiM「The Rumbling」だった。

 1位の藤井 風は、国内アーティストとして初めて月間リスナー数1000万人を突破。「死ぬのがいいわ」は、SNSでバズったのをきっかけに7月以降、Spotifyのバイラルチャート(SNSでの話題性などをSpotifyが独自に指標化したランキング)対象74地域全てでランクインを果たした。

 3位 SiM「The Rumbling」、4位 Eve「廻廻奇譚」、5位 Lisa「紅蓮華」、6位 Aimer「残響散歌」と、アニメ関連の楽曲が多くランクインし、海外でのアニメ人気がうかがえる結果となった。

 海外で最も再生された国内アーティストは、2年連続で「YOASOBI」が1位を獲得した。2位は「Eve」、3位「久石譲」と続いた。

 最も再生された楽曲をリリース年代別で見ると、70年代は荒井由実「やさしさに包まれたなら」、80年代は米米CLUB「浪漫飛行」、90年代はスピッツ「チェリー」、00年代はスキマスイッチ「全力少年」、10年代はMrs. GREEN APPLE「点描の唄 feat.井上苑子」となった。

 70年代部門では、1位「やさしさに包まれたなら」、2位「ひこうき雲」、3位「ルージュの伝言」と荒井由実が上位3位を独占した。

ITmedia ビジネスオンライン

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