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2022/7/8

お笑いコンビ・EXITが7日、『ABEMA Prime』(ABEMA/毎週月〜金曜21時)に出演。近年、海外で働きたいと思う新入社員が減少していることに触れ、兼近大樹、りんたろー。の両名がそれぞれ持論を述べた。

番組では、経済産業省が「未来人材ビジョン」で指摘した、留学する日本人が減り、海外で働きたいと思わない新入社員が増加していることを紹介。なぜ日本人は海外を目指さないのか? 海外での経験は必要なのか? を考えた。

りんたろー。は「海外に行くほどの“稼ぎたい欲”がなくなり、『別にこれくらいでいいのかな?』という風潮があるのではないか。『年収800万円が幸福度のピーク』という報道もあったし、『とりあえず、800万円を稼げばいいのかな?』というノリになっている気がする」と指摘。一方で兼近は「今は『頑張らなくていいよ』というスタンスがすごくバズっている。『節約術』もよくバズるし、稼ぐことが“流行り”じゃなくなったのでは?」と推測した。

また、兼近は「北海道から上京したときに、海外に来たんじゃないか? ってくらい話が合わなかった」とエピソードを披露。その理由について「北海道時代に自分自身が楽しいと感じていたことが東京ではウケが良くなかったり、会話の内容をすべて変えなきゃいけないぐらいの状況だった」と、当時を振り返って明かした。その上で、「この番組に出演していても、他の出演者と僕は違う人生を歩んでいると感じる時がある。だから、留学しなくても、日本国内でもマイノリティとしていれると思う」と、兼近ならではの視点で語った。

議論の最後に、りんたろー。は「海外経験は“素敵なもの”というボヤっとした印象しかなかったので、それを上回る“何か”がないと、行動を起こすまでに至らない気がする」と話した。