1977年に発売されたアルバム・ベスト73:45年前に生まれた名盤たちをランキング【動画付】
Published on 5月 7, 2022 Written By Sam Armstrong uDiscoverMusic
https://www.udiscovermusic.jp/stories/best-1977-albums


1977年は音楽界、特にロックにとってきわめて重要な年だった。まずはパンクの流行と、そこから派生したさまざまなジャンルの発生が挙げられよう。
その影響は、ザ・クラッシュ、ザ・ラモーンズやイギー・ポップ、そしてセックス・ピストルズといった先駆者たちはもちろん、エルヴィス・コステロ、トーキング・ヘッズやザ・ジャムといったニュー・ウェイヴの新顔、さらにはスティーリー・ダンの『Aja (彩 [エイジャ] ) 』のようにジャズを取り入れた作品にまで及んでいる。

一方でプログレッシヴ・ロックは新たな地平を広げ、カンサス、ELO、ラッシュ、スティクスらがリスクを承知で独自の新たなスタイルを打ち出した。そしてキッスやAC/DC、ジューダス・プリーストなど、ロックのヘヴィな側面を強調したバンドも増えていく。
そしてディスコも爆発的に流行。その火付け役はビー・ジーズをフィーチャーした映画『サタデー・ナイト・フィーバー』のサウンドトラック・アルバムだった。またパーラメントやアイズレー・ブラザーズといったファンクを取り入れたアーティストも登場。(※中略)
1977年の傑作アルバムの多くは、ほとんどすべてのジャンルに劇的な変化をもたらし、来るべき次の10年の礎を築いたと言っていいだろう。そんな45年前の傑作をランキング形式でご紹介しよう。



1位:フリートウッド・マック『Rumours (噂) 』

2位:デヴィッド・ボウイ『Low』/『Heroes』

3位:スティーリー・ダン『Aja (彩 [エイジャ] ) 』

4位:セックス・ピストルズ『Never Mind the Bollocks, Here’s the Sex Pistols (勝手にしやがれ!!) 』
5位:クラフトワーク『Trans Europe Express (ヨーロッパ特急) 』
6位:ビー・ジーズ『Saturday Night Fever Soundtrack』
7位:ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ『Exodus』
8位:コンゴス『Heart of the Congos』
9位:トーキング・ヘッズ『Talking Heads 77 (サイコ・キラー’77) 』
10位:パーラメント『Funkentelechy vs. The Placebo Syndrome』

11位:メイズ feat. フランキー・ビヴァリー『Maze featuring Frankie Beverly』
12位:エルヴィス・コステロ『My Aim Is True』
13位:ジャクソン・ブラウン『Running on Empty (孤独のランナー) 』
14位:クイーン『News of the World (世界に捧ぐ) 』
15位:ミートローフ『Bat Out of Hell (地獄のロック・ライダー) 』
16位:ウェザー・リポート『Heavy Weather』
17位:アイズレー・ブラザーズ『Go For Your Guns』
18位:ラモーンズ『Rocket to Russia』
19位:テレヴィジョン『Marquee Moon』
20位:ザ・クラッシュ『The Clash (白い暴動) 』

21位:ナタリー・コール『Unpredictable』
22位:グレイス・ジョーンズ『Portfolio』
23位:ジョルジオ・モロダー『From Here to Eternity (永遠の願い ? フロム・ヒア・トゥ・エタニティー) 』
24位:エレクトリック・ライト・オーケストラ『Out of the Blue』
25位:ジュニア・マーヴィン『Police & Thieves (ポリスとコソ泥) 』
26位:ミリー・ジャクソン『Feelin’ Bitchy』
27位:ピーター・ガブリエル『Peter Gabriel 1: Car (ピーター・ガブリエル1) 』
28位:イギー・ポップ『Lust for Life』
29位:レーナード・スキナード『Street Survivors』
30位: アース・ウインド&ファイアー『All ‘n’ All (太陽神) 』

(※31位以下は省略、詳細は引用元サイトをご覧ください。)


1位:フリートウッド・マック『Rumours (噂) 』
フリートウッド・マックの『Rumours (噂) 』は、現在も1977年当時そのままに多くの聴き手に愛されている不朽のロック・アルバムだ。ここで聴ける「The Chain」、「Dreams」、「Go Your Own Way (オウン・ウェイ) 」は今もなお聴き手の心に強く訴えかける。