1/4(火) 9:25配信
スポーツ報知

 日本陸連ロードランニングコミッションリーダーの瀬古利彦氏が4日、羽鳥慎一アナウンサーが司会を務めるテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・午前8時)に生出演した。

 番組では、3日の第98回東京箱根間往復大学駅伝競走復路で往路を制した青学大が5時間21分36秒の復路新、10時間43分42秒の総合新記録で完全優勝したことを特集した。

 青学大が2年ぶり6度目の王者。9区で中村唯翔、10区で中倉啓敦(ともに3年)が連続区間新記録で圧倒し、2位の順大とは平成以降で最大の10分51秒差。原晋監督は「パワフル大作戦大成功! 6連覇を目指します」と胸を張った。中村と1区で区間新だった中大・吉居大和(2年)が最優秀選手に選ばれた。

 瀬古氏は青学大の圧勝に「ミスがなかったですね。ひとつもミスがない」と絶賛した。要因を「選手層の厚さ。メンバーが16人登録できるんですけど、全員がいわゆる一流の証明の1万メートル、28分台。誰がどこいってもいいぐらいの選手をそろえた、これが強み」と解説した。さらに3区、5区で1年生を起用することなどの選手選考も「これが原マジック。適材適所。すばらしいレースでした」と原監督の指導をたたえていた。

 一方で瀬古氏は原監督を「ちょっと僕から言わせたらテレビ出過ぎですよね。もうちょっと出なくなったら、もっと強いチームできます」とアドバイスしていた。

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