ザ・フーのキース・ムーンは真夜中にバットマンに扮してミック・ジャガーのホテルの部屋に侵入したことがある
2021/10/03 20:36掲載 amass
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Keith Moon, Pete Townshend and Mick Jagger at the Rock N Roll Circus, 1968.
https://pbs.twimg.com/media/D8pOM7uWkAMPM2g.jpg


ザ・フー(The Who)のキース・ムーン(Keith Moon)は、真夜中にバットマンに扮してミック・ジャガー(Mick Jagger)のホテルの部屋に侵入したことがあるという。ミックがラジオ番組『The Howard Stern Show』の中で逸話を語っています。

「キースは完全な狂人だった。ロサンゼルスのホテルで寝ていたら、彼がバットマンの格好で部屋に侵入してきたことがあったんだ。目を覚ますと、目の前にバットマンがいて、マスクも何もかも揃っていたんだ。夜中に期待していたもの(女?)とはちょっと違うよね」

キースは非常階段を使って侵入したようで、この当時のホテルのセキュリティはそれほど進歩していなかったので、ミックは侵入者用にある程度の準備をしていたという。

「少なくともナイフは持っていたと思うし、ある種の防御用武器も持っていた」

ミックが身を守ろうとすると、キースは必死になって自分の正体を説明しようとしますが、彼がローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)のギタリストであるキース・リチャーズ(Keith Richards)と同名だったため、さらに混乱を招くことになってしまいます。

「彼は“キースだ!キースだ!”と叫んでいたので、俺は“君はキースじゃない、君の声を聞けばキースじゃないとわかる”と言った。すると彼は“いや、キース・ムーンだ、キース・ムーンだ!”と言って、マスクを外したんだよ」

(おわり)