テネシー・タイタンズのオフェンシブラインが近年で最大の強さを誇り始めている。
現地4日(金)にはとりわけ強力なアスリートが加わったが、その選手がフットボールプレーヤーとして活躍できるかどうかを見守ることになる。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロはタイタンズが2021年に東京で開催予定の夏季オリンピックの出場権を逃したレスリング選手、アダム・クーンとの契約に合意したと報道。
ミシガン出身で26歳のクーンにとっては2013年に高校を卒業して以来、久々のフットボール挑戦となる。

クーンが合流するオフェンシブラインは、この2シーズンにわたってランニングバック(RB)デリック・ヘンリーがNFLのラッシングをリードするのに貢献してきたユニットだ。
昨季のタイタンズはパスプロテクションの面で後退を強いられたものの、ヘンリーは2,000ヤード超えを達成している。

この3年、世界選手権やパンアメリカン選手権でメダルを獲得し、3度のNCAAオールアメリカンに選ばれたクーンにとって、あらゆる方向への新たなステップが不可欠だ。
身長が180cmをわずかに超えるクーンはこれまで130kg級で戦ってきた。

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