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オリコン

『シン・エヴァ』興収82.8億円突破で『シン・ゴジラ』超え 庵野秀明氏作品の最高記録に
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のキービジュアル(C)カラー
 アニメ映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(3月8日公開)の最新の興行収入が6日、東映より発表され、公開59日間で興行収入82億8229万8700円、観客動員数542万3475人を記録した。庵野秀明総監督が手掛けた『シン・ゴジラ』(2016年公開)の興収82.5億円を突破し、庵野監督の作品の中で最高記録を更新した。

 公開初日から興収8億277万4200円、観客動員数53万9623人を記録し、前作『:Q』(2012年公開)初日の興行対比123.8%、観客動員対比121.7%と、大ヒットスタートとなった今作。すでに前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(2012年公開)の最終興収53億円を大きく上回っている。

 4月に行われた舞台あいさつで庵野氏は「もう前作『Q』を超えて、さらに80億円ちょっと超えると『シン・ゴジラ』を超えてくれる。そこを超えてくれたら僕の中でレコードになるし、100億円を超えるとアニメ業界の活性化にいいんですよ」と話していた。

 『新劇場版』シリーズは、テレビシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』に新たな設定とストーリーを加え全4部作として「リビルド」(再構築)したもので、今作は、2007年公開の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』、09年公開の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』、12年公開の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』に続く作品であり、完結編となる。

■『シン・エヴァンゲリオン劇場版』興収の流れ
初日:興行収入8億277万4200円、観客動員数53万9623人
7日間:興行収入33億3842万2400円、観客動員数219万4533人
14日間:興行収入49億3499万6800円、観客動員数322万2873人
21日間:興行収入60億7821万1750円、観客動員数396万1480人
28日間:興行収入68億9861万3200円、観客動員数451万3374人
30日間:興行収入70億円突破
35日間:興行収入74億2624万3700円、観客動員数484万8041人
42日間:興行収入77億9931万4050円、観客動員数508万8007人
49日間:興行収入80億円、観客動員数523万人
59日間:興行収入82億8229万8700円、観客動員数542万3475人

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