アンデウソンのローをカットし破壊したワイドマンがホールにローをカットされ自身が足を骨折


2021年4月24日(日本時間25日)、米国フロリダ州ジャクソンビルにあるVyStarベテランズ・メモリアル・アリーナにて「UFC 261: Usman vs. Masvidal 2」が、1万5千269人の観客を動員して開催された。

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▼ミドル級 5分3R
〇ユライア・ホール(ジャマイカ)185lbs/83.91kg
[1R 0分17秒 TKO]
×クリス・ワイドマン(米国)186lbs/84.37kg

 ミドル級9位のホール、11位のワイドマン。当初、2月に組まれていたが、ワイドマンの新型コロナウイルス感染により延期となっていた。

 ホールは2020年11月、アンデウソン・シウバのUFC最終試合の相手を務め、レジェンドをパウンドアウト。現在3連勝中。

 対する元王者ワイドマンは、13連勝から2015年5月の初敗北から1勝5敗5KO負け。しかし、2020年8月の前戦で、ランカーのオマリー・アクメドフに判定勝ち。再起を飾っている。

 1R、ともにオーソドックス構え。軽くジャブを見せてから、右のカーフキックを打つワイドマン。そこに脛を外に向けてチェック(カット)するホール。

 1発目の自らの攻撃で、ワイドマンの足首より先が、ゴムのように曲がってしまい、明らかに足が折れたワイドマンはダウンし、悶絶。結果を待つホールは極真出身らしく金網を向いて正座。

 2013年12月にアンデウソン・シウバのローをチェックし、アンデウソンのスネを折ったワイドマンだが、今度は自身がブロックされ、足を骨折という皮肉な結果に。

 場内に動画が再生されると、大きなどよめきが起こるが、ワイドマンは担架に乗せられ、退場際に右手を挙げると、会場から拍手。ホールも拍手で、ワイドマンを見送った。

 解説のジョー・ローガンからコメントを求められたホールはしばらく絶句していたが、「……ワイドマンにリスペクトしかありません。彼は真に最強の男。自分が初黒星を喫し、恐怖を覚えた相手。アンデウソン・シウバにも勝っている。最高の試合を見せたかったけど、申し訳ない。このスポーツの残念なところだけど、この仕事のひとつの側面でもある。これから何が起きても、彼が治ったらまた戦いたい」と言葉を振り絞って語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0115e036a14fd028efdf9439ff2426587451a065
4/25(日) 17:48配信
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