https://myjitsu.jp/enta/archives/88071

一見華やかな漫画業界だが、成功者となるのはほんの一握り。夢を追い続けて一生を終える者も少なくない。そんな中、『週刊少年ジャンプ』の新人賞から、わずか18歳の作家が誕生した。ネット上ではその作品をめぐって、「本物の天才」との呼び声が高まっている。

いま注目を集めている作家の名前は、吉野マト。2019年12月期の『JUMP新世界漫画賞』で準入選を果たした新人作家だ。3月16日に『ジャンプ+』上で読み切り作品『ミーシア』が公開されたことで、吉野に対する注目が一気に高まった。

同作はミステリアスな女性・ミーシアと日本人の少年・ユウマによる出会いと成長の物語。ある日、父親から虐待を受けていたユウマは、ミーシアによって目の前で父親の命を奪われる。しかし、ユウマはミーシアにお礼を言い、さらに彼女の仕事に着いていくことを望む──。

作中ではリリカルなセリフと繊細なタッチによって、人の心を突きさす痛みのある物語が描かれていく。卓越した画力とストーリーテリングはたしかな実力を感じさせるもので、すでに名のある作家の短編と言われても納得してしまいそうだ。

作品に触れた読者からは、《やべぇ数年ぶりにとんでもねぇ作品に出会ってしまった…》《絵柄が好みだなと思って読み始めたら止まらなかった》《映画を見てるみたいでした…。伏線の張り方と雰囲気作りが巧すぎてなんかもう怖い》と大きな反響が巻き起こっている。

さらに衝撃的なのは、吉野の年齢だ。現在18歳になったばかりで、作品投稿時は17歳だったようだ。作品のクオリティーからは信じられないほどの若さに、ネット上では《17歳がこれ描いたってまじか。天才っすね》《本物の才能を見た気がする。こんなに感情移入できる作品を10代で描き上げるなんてすごい》《17歳の若さでこんな作品書けちゃうとか、天才勘弁してほしい》《吉野マトさん天才やん。亜城木夢叶かよ》《17歳が描く世界! 素晴らしいな! 世界は才能で満ちている!》といった声が相次いでいる。

一般読者だけでなく、『いぬまるだしっ』で知られる漫画家・大石浩二は自身のツイッターで「とんでもない才能」と絶賛。さらに『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』を生み出したうすた京介も「間違いない」と、大石へリプを飛ばしていた。

その一方で、吉野の作風から『チェンソーマン』の作者・藤本タツキの影響を感じ取る人も。スタイリッシュな画面構成に、説明をできるだけ省略したストーリー展開、登場人物たちの抱える無常観…。たしかに藤本作品に通じるような要素は多い。

奇しくも吉野がデビューを果たした「JUMP新世界漫画賞」において、審査員を務めていたのは藤本だった。デビュー作『天使と悪魔』は「ジャンプ+」で公開されているのだが、そこには藤本タツキ先生激賞≠ニいう一文が記されている。

https://twitter.com/saboten122535/status/1371477038519914496
吉野マト
@saboten122535
本日ジャンプ+にて読み切り「ミーシア」掲載して頂いています!楽しんで読んで頂けたら嬉しいです!よろしくお願いします
https://shonenjumpplus.com/episode/3269632237287266104

https://pbs.twimg.com/media/Ewh3GEjVcAUzTe0.jpg

★1が立った日時:2021/03/19(金) 12:09:14.99
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1616123354/
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)