https://hochi.news/articles/20210212-OHT1T50031.html

令和に蘇る鬼平、そして梅安―。

作家・池波正太郎氏原作の人気時代劇「鬼平犯科帳」と「仕掛人・藤枝梅安」が映画化されることが12日、分かった。

火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官、“鬼の平蔵”こと長谷川平蔵の活躍を描く捕物帳「鬼平犯科帳」と、鍼医者・梅安が、「仕掛人」となって悪を葬る活劇「仕掛人・藤枝梅安」。「剣客商売」と並び池波氏の“3大シリーズ”に数えられるこの2作品を原作としたドラマ、映画、漫画がこれまで数多く制作されてきた。

今回、CS放送「時代劇専門チャンネル」を運営する日本映画放送、NTTぷらら、スカパーJSATの3社が共同して新たにこの2つの人気作の映画化に取り組むことを発表した。公開日は現在未定。

これまで“鬼平”役は歌舞伎俳優の初代・松本白鸚(はくおう)、中村吉右衛門、丹波哲郎、萬屋錦之介が、そして梅安役を小林桂樹、緒形拳、萬屋錦之介、田宮二郎、渡辺謙、岸谷五朗と、いずれも日本映画界を代表する大御所や名優が演じてきた。

そして、注目の“令和版”鬼平と梅安を演じる主演俳優は、3月12日に開催される製作発表会で初お披露目。その模様は時代劇専門チャンネル、スカパー!無料放送(CS292)で午後1時から生中継、さらに時代劇専門チャンネル公式YouTubeなどでもライブ配信が予定されている。

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