この記録であらためて脚光を浴びたのが、米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手だ。大谷はプロ野球、日本ハム時代、クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージのソフトバンク戦(2016年10月16日)で、日本プロ野球最速となる165キロを計測。藤浪の快投を受け、比較対象として大谷の記録がクローズアップされることとなり、ツイッターには「いや藤浪もすげーけど やっぱり大谷は別格過ぎる」「それにしても大谷さんはすごいよな〜」「165キロを出した大谷翔平がいかに凄いかがわかる」など、大谷のすごさを実感したというコメントが並んだ。

 “二刀流”として活躍する大谷は15年、投手として15勝(5敗)、防御率2.24をマークし、最多勝と防御率のタイトルに輝いた。最速をマークした16年にも10勝(4敗)を挙げ、チームのCS進出に貢献。18年からエンゼルスに移籍したが、その年に右肘手術を受け、19年は打者に専念。打率・286、18本塁打、62打点の記録を残した。メジャー3年目の今年は投手として2試合目の登板で右肘を故障。打者としても打率・190、7本塁打、24打点に終わった。

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