【話題】鹿賀丈史、松田優作、長渕剛、櫻井翔……4度の映像化『家族ゲーム』は30年をかけて何を描いてきたのか [牛丼★]
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
櫻井翔主演の『家族ゲーム』(2013年 フジテレビ系)が再放送されている。
裕福そうな一軒家に住む4人家族(板尾創路、鈴木保奈美、神木隆之介、浦上晟周)は傍からは満ち足りているように見えて、実は……。彼らの偽りの数々を家庭教師・吉本荒野(櫻井翔)が暴いていく。小市民一家を翻弄していく櫻井翔は神か悪魔か? 謎めいた、ぬけぬけとした身振り手振り、語り口の鮮烈さがドラマを牽引する。
原作は、1981年、すばる文学賞を受賞した同名小説で、翌82年単行本発売になると、テレビ朝日系で鹿賀丈史主演の2時間スペシャルとしてドラマ化、TとUが制作された。83年には、森田芳光監督、松田優作主演で映画化、さらに長渕剛主演で連続ドラマ化(TBS系)される。これだけ続けざまに映像化されたということはかなりの注目作だったと想像できる。映画は映画業界で高く評価され数多くの映画賞を受賞、連ドラは高視聴率で、オリジナルの続編まで制作されたほどだった。
それから30年を経て4度目の映像化がされるのだから、一過性のものでなく原作に普遍性があったということだろう。同じ原作を使用しても、各作品、家族の分断を描いている点は同じながら、住んでいる家の形状、家族の性別、性質、家庭教師のキャラクターなどは作品ごとに個性がある。まずはざっとそれぞれの概要を記しておこう。
ドラマ3回、映画化も……『家族ゲーム』はどう描かれてきたのか
原作:時代は昭和。住居は団地。父は自動車工場の社長、母、成績優秀な兄、成績の悪い弟、アフロヘアでガタイのいい家庭教師。物語は兄の視点で進行する。
1982年、鹿賀丈史版(テレビ朝日系):時代は昭和。住まいは団地、父(ハナ肇)は小さい工場を経営。兄を姉に変え、彼女(岸本加世子)は家庭教師にほのかな好意を抱き、そのせいで成績が下がっていく。主人公・吉本の外観はもっとも原作に近いと思われる。84年に続編が制作された。
1983年、松田優作版:時代は昭和。川沿いの高層マンションに住む家族4人(伊丹十三、由紀さおり、辻田順一、宮川一朗太)は横一列に並んで食卓に座り、劇伴がなく、日常の生活音のみが強調されている。兄(辻田)の存在は若干薄い。
1983年、長渕剛版(TBS):時代は昭和。下町の団地住まい。父は自動車修理工場の社長。設定は原作に最も近いが、吉本も父(伊東四朗)、母(白川由美)も飄々として人情味がある。兄(松田洋治)、弟(三好圭一)もまんべんなく描かれている。主題歌『GOOD-BYE青春』は長渕剛の曲。
2013年、櫻井翔版(フジテレビ):時代は平成。新興住宅地の一軒家。父(板尾創路)は一部上場企業の社員。母(鈴木保奈美)は専業主婦。兄(神木隆之介)、弟(浦上晟周)の問題とともに、吉本が何者かという謎解き要素もある。映画版で弟役だった宮川一朗太も出演している。
テレ朝、映画、TBS、フジが表現した、それぞれの「吉本荒野」像
発表媒体の特性も生かした各作は見比べると興味深い。純文学である原作の淡々とした描写をテレビ的なエンタメ作にするため、兄を教師に恋する姉に変えたのがテレビ朝日版。「おとなの2時間サスペンス」枠で放送したドラマの吉本先生は憧れの対象となった。
21世紀になってできた櫻井翔版の面白さはさらに複雑化していく。父母も世間から排除されそうになること、つまりある種の虐めの被害者になる。まるで、80年代に『家族ゲーム』を見ていた少年少女が大人になっても、変わらず世間からいじめられているように。そして、吉本先生まで問題を抱えている。櫻井翔は松田優作がつくりあげた虚無的な存在と長渕剛の熱をもった人間の中間くらいの吉本を演じていた。
子どもたちは大人の悲劇を醒めた目で見ながら、能動的に本心を隠して別のキャラを演じることを選ぶ。『家族ゲーム』のゲーム性が80年代は「人生ゲーム」という西洋双六レベルの素朴なものであったのが、時代を経て、人格を複数もってサバイブする能力を要するゲームへと進化していく。それが神木隆之介演じる兄・沼田慎一に色濃く現れている。
抜粋、以下全文
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d577607c2432f9d0eab4101db48246a85e3f287 家族ゲームって昭和の時代にマッチしたドラマだったと思う。 なんで櫻井がやってるの?まったくキャラ違うだろ?原作なめてるのか? >>1
初代森田芳光監督映画家族ゲームの面白さが分からない
受験勉強に思い入れがないからか? 横並びに無言で飯食うだけのやつか
どう言う意図の演出なんだよw 長渕版はトップ校に通っていた兄貴の好きな同級生が可愛かった印象がある >>10
頭の回転と感受性が平均より鈍いんだろうね
ある意味うらやましいよ 下品と不快さしか残らない糞映画
ああいうものを評価してたから80年代以降の日本映画はだめになった あれ?長渕版ってラーメン屋かなんかで
マリ夫って名前の捨て子育てるやつじゃなかったっけ 「野獣死すべし」での鹿賀丈史の演技は映画史に残る名演技だよね
優作を喰ってたと言っても過言ではない 映画しか見てないけど、家族全員がお互いにまったく関心がないんだよな
しかもそのことに(特に親の方は)自分で気付いてない
ものすごく家族に心を砕いていると本気で誤解してる >>28
他人に面白さを伝えられるか?
の・ようなもの
(ハル)
の方が断然面白い ナガブチェもいい加減どうかと思うが、櫻井のガッカリ感に比べたら神に思えてくる 長渕主演の2作目の方
横浜の土地成金農家が舞台の家族ゲームが一番記憶に残ってる 家族ゲームはパゾリーニのテオレマからインスパイアされてる 本来名作と呼ばれた作品のリメイクにジャニとか使うなよ
櫻井のやつがあったなんて初めて知ったわ 森田芳光の家族ゲームは単なる受験戦争の話
寒々しい家庭
何か起きるのかと思いきや何も起こらず淡々と過ぎて終わり
これのどこに感情移入するのか判らんが、家庭が機能不全だったり郊外で受験勉強してた奴らには共感するものがあるのかもな 家族ゲーム→親子ゲーム→親子ジグザグ→とんぼ
親子ジグザグまではロンブー淳みたいな風貌だったのに >テレビ的なエンタメ作にするため、兄を教師に恋する姉に変えたのがテレビ朝日版。
こういう改悪がクソだと
いつになったら気づくんだろうか 家族ゲームも親子ゲームも親父ジグザグも見てたわ
長渕とか泉ピン子とか、そいつ本体は嫌できらいなのにドラマに出てるとなぜか見ちゃう 鹿賀丈史がフグに当たって亡くなった話を信じてたから、
六本木で見たときはびっくりして「あっ!生きてる!」って言っちゃったよ
ニヤっと笑ってくれた >>47
命拾いしたな
加賀さんはニヤッの後でふざけんなコラー!ってボコぼこにするんだよ やっぱドラマの長渕の印象が強烈だわ
ドラマとしては親子ゲームの方が好きだけど テーブルに横一列座ってる意味と松田優作が最後ぶっ壊した理解出来ないと面白くない >>1
櫻井翔のクソ寒い猿芝居で今までの名役者もいい迷惑。。。
ジャニーズお約束の原作レイプだわ
香取のこち亀以下
松田優作と長渕剛は素晴らしく今でも通用するけどな 長渕剛ってねらーに嫌われてる印象あるけど役者としては意外と評価されてるんだな テーブルに横一列云々ってさんざん評論家が言ってることじゃんか
それが解ったからどうだってんでしょうね >>28
お前みたいな性格が羨ましいよ
なんの悩みもなさそうで 田中実が松田優作にビンタされるとこしか覚えてないわ 映画の真似して授業中ノートに夕暮れ夕暮れって書いたよね >>66
うん
あの陰キャ発狂芸は人間国宝レベルで凄かった
あの頃の長渕剛もよかったが >>63
面白いのはそれなりに評価される
クローズユアアイズとかのギャグやウォウォ言って客に歌わせるのには厳しいけど >>55
あれは世代と受験生によって面白さが違うだろうね
かなり風刺と時事ネタ絡んでるから特に >>32
あれは鹿賀丈史も松田優作もすごかった。室田日出男もよかった。蘇る金狼もおもしろいね 長渕版のパート2かずちゃんゆたちゃんが面白かったな 先生が答案用紙を窓の外に投げて
生徒が取りに行くシーン
よく覚えてる 映画の面白さがわからないやつは無駄に歳食ってるだけのポンコツ 長渕のは親子ゲームというのもあったから混同してしまうな >>63
マッチョ化する前の弱そうなチンピラ役させたら、右に出るものいないぐらいはまるからな 長渕のは面白かったな
レンタルとかであればもう一度観たい >>76
そう
生徒の半分は東大入る時代の武蔵高校だかんね
推薦で大学入ったのにちやほやされすぎで放蕩して
武蔵から早稲田に入る枠にその後影響あったらしい 昔、宮川一朗太と松田洋治が区別できなかったのは家族ゲームが原因だな 櫻井翔でやっちゃ駄目なドラマだろ
そんなこともわからない人たちがドラマ作ってるから今のフジテレビがある 宮川一朗太の役をみて、コイツはオナニーばっかりしているんだろうなぁという顔つきだと思った。
それ以降、その印象ばかり強くて物語も宮川一朗太の本質もまったく入ってこなくなった。 長椅子1列で食事かちゃかちゃしてるだけの陰気な邦画 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています