カップ麺は、強い味方です。しかし、たくさん食べていると、どうにも飽きがくるときもあるのではないでしょうか。

 そこで“味変”やアレンジとなるわけですが、味変は味が強いともとの味わいが失われてしまいますし、あんまり凝ったものだと、ちょっと手間がかかります。

 もちろん、否定するわけではありません。味変には無限ともいえる自炊の可能性が広がっていますし、かつてアスキーグルメのナベコさんが提案したように、アレンジでカップ麺も気の利いた一品に進化するのです(カップヌードルを家で食べるなら絶対やってみたいアレンジ3)。

 そこで筆者は、手間をかけずに少しだけ味を変える、「ちょい足し」をメインに考えることにします。ちょい足しで最強だと思っているのが、実は、ごま油です。


家にあったのは「味の素 ごま油好きのごま油」。安いんですよねこれ

味変界のユーティリティープレイヤー
 最強、という表現には語弊があるかもしれません。ごま油は突出したアタッカーではなく、どちらかといえばユーティリティープレイヤーなのです。理由は以下の3点。

・コクと香りが出る
・味わいがそれほど変わらない
・わりと何にでも合う

 まず、「コクと香りが出る」点について。これはごま油らしいポイントで、まろやかなコクとよい香りが出るので、カップ麺の塩気が強いスープに深みをあたえてくれます。


ちょっと垂らすぐらいでよいです

 注意したいのが、入れすぎると、さすがに油っぽくなってしまう点。あくまで香り付けというニュアンスでおたのしみください。
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