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【テレビ】蜷川実花 父・幸雄さんの“七光り”と言われ続けたことへの葛藤告白
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2019/08/10(土) 11:09:08.02ID:ngBEO0Mc9
https://www.daily.co.jp/gossip/2019/08/10/0012595694.shtml
2019.08.10

 写真家で映画監督の蜷川実花(46)が10日、TBS系トーク番組「サワコの朝」に出演し、父で演出家・映画監督だった蜷川幸雄さんの「七光り」と言われ続けたことへの葛藤を振り返った。

 幸雄さんとの親子関係については「モノを作り出してからはある種の緊張感があって、互いの作品に語ることもない。そこは線引きがあった」と、大人同士のような関係だったという。

 そのため「父の名前で仕事をしたこともなければ、父にだれかを紹介してもらうこともなかった」と、仕事でも独立した関係であり続けた。しかし「何かをすれば親の七光りだとずっと言われ続けて。で、蜷川実花ということをいち早く確立するというのが闘いでした」と、若手時代に“蜷川幸雄の娘”という看板がついて回ったことに悩みもあったようだ。

 MCのエッセイスト・阿川佐和子は「遅まきながらも、私もございました」と同調した。阿川の父は作家・阿川弘之さん。「大人という年齢になっても、いつまでも『どこそこのお嬢ちゃん』と。蜷川さんのお嬢ちゃんって言われたのを、蜷川実花という1人の大人として扱ってくれる喜びは大きかった?」と尋ねた。蜷川は「最初に公募展で入選したのが大学1年の冬だったんですが、(展覧会の関係者に)『作家のみなさんこちらへ』と言われたのが、作家と呼ばれたというのは、いまだに一番うれしかったかな」と感慨深く話した。

 現在は独創的な写真や映画で高い評価を得ているが、生前の幸雄から仕事についてのアドバイスはも何もなかったという。「晩年、父に『俺はお前に何もしてないからな』と言われて。本当に何もしてないなと。蜷川幸雄の娘であるってことで得だったりとか、幼少から色んなものを見られたこととかはありますけど、結構、本当に何もしてもらわなかったかも、とそれを聞いた時に思った」とあらためて語っていた。

https://i.daily.jp/gossip/2019/08/10/Images/12595695.jpg
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