0001シャチ ★
2018/08/09(木) 00:45:11.62ID:CAP_USER9めったに取材を受けない彼が、昔と今の自重トレーニングの違いから、特に欠かせないエクササイズ、
トレーニングに行き詰まったときにすべきこと、フィットネス業界の潮流までを語り尽くした>
ポール・ウェイドは、しぶしぶながらメールインタビューに応じてくれた。インタビューは受けない主義だが、
今回は例外ということだ。私たちはメールで素晴らしい会話を交わした。その大部分を紹介しよう。
ドラゴンドア:『プリズナートレーニング』(邦訳:CCCメディアハウス)を出版しようと思ったきっかけは?
ポール・ウェイド:私は刑務所にいたとき、夢中で体を鍛えており、トレーニングの本を書くべきだと何人かに言われた。
その1人、看守のロニーについては本の中でも触れている。
今の囚人たちのトレーニング方法について書くつもりはなかった。むしろ、古い囚人たちのトレーニング方法に興味を持っていたためだ。
彼らは今とは全く異なる発想、全く異なるアプローチでトレーニングに取り組んでいた。ウェイトも器具もなく、自分の体をジムにして鍛えていたのだ。
私はこのアプローチや、それを構成するテクニックがこの世から失われてほしくなかった。だから、多くの助けを借り、1冊の本にまとめ上げた。
ドラゴンドア:古い囚人たちのトレーニングの発想やアプローチの特徴をまとめると?
ウェイド:私はプリズナートレーニングで、「昔」の自重トレーニング(キャリステニクス)と「今」の自重トレーニングに言及している。
今の自重トレーニングは、昔と同じエクササイズを何度も繰り返すというものだ。スタミナの強化にはなるが、ほかの効果はない。
一方、昔の自重トレーニングでは基本の動きをマスターし、技術的なバリエーションを見つけ、時間をかけて強度を上げていく。
このような方法でトレーニングすれば、短期間でとても強くなり、筋肉も大幅に発達する。また、この方法は関節にも優しい。
単純に聞こえるし、実際その通りなのだが、正しくトレーニングすればという条件付きだ。
このことを本当の意味で理解しているコーチは数えるほどしかいない。すぐに思い浮かぶのはカバドロ兄弟やザック・イーブン・エッシュだが、
彼らは10万人に1人の逸材だ。ほとんどのアスリートは、あのレベルのコーチとトレーニングする幸運に恵まれていない。
◇絶対に欠かせないエクササイズを選ぶならブリッジ
ドラゴンドア:トレーニングに必要な集中力や自制心は、刑務所暮らしに耐える助けになったか。
ウェイド:服役中、トレーニングが私の全てになった。トレーニングには多くの利点があるが、
刑務所では時間を縮めてくれるという利点がある。5年とか7年といった刑期については考えず、
今日のトレーニングと明日の目標にただ集中するだけだ。これは、おそらくあなたが想像している以上に、囚人たちの助けになる。
私自身もトレーニングのおかげで薬物をやめることができたと確信している。私は依存しやすい人間だ。
ただ依存の対象が薬物からトレーニングに変わっただけだ。もし自重トレーニングがなければ、私は間違いなく死んでいただろう。
ドラゴンドア:プリズナートレーニング1と2(続編の邦題は『プリズナートレーニング 超絶!!グリップ&関節編』CCCメディアハウス)のエクササイズはどれも、
非常にパワフルだ。もし絶対に欠かせないエクササイズを1つ選ぶとしたらどれだろうか。
ウェイド:全身の筋肉と腱を強化するという意味では、ブリッジに勝るエクササイズやメソッドはない。
また、ブリッジは肺活量や柔軟性の強化にもなる。
2冊目は高度な内容だが、一連のツイストはほとんどの人に大きな効果があると思う。体をひねることで、体が若返ったような感覚になり、
肩や腰の痛みも治ってしまう。3位を選ぶとしたら、ヒューマンフラッグだろう。全身と体の側面を鍛えることができるためだ。(以下ソースで)
ソース ニューズウィーク
https://www.newsweekjapan.jp/stories/carrier/2018/08/post-10732.php
2018/08/08(水) 00:11:12.87
http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1533654672/