金曜日に終了したバルセロナでのF1公式テスト。トロロッソ・ホンダは前後半合計8日間で822周、3,826kmを走破した。

第2回バルセロナ合同テスト:チーム/パワーユニット別走行距離グラフ

そのトロロッソのチーム代表であるフランツ・トストが、合計8日間にわたって行われたテストを振り返った。

「最初のテストでは、天候の問題に悩まされた。しかしその後、2回目のテストでは気温が20度まで上がり、路面温度も37度付近まで上昇した。それは、非常に幸運なことだった。

その結果、チームはニューマシンやタイヤ、そしてセットアップについて学ぶことができた」

「しかし私は、将来はバーレーンでテストできたらいいと思っている」

 そうテストを振り返るトスト代表。そしてホンダとの関係についても、次のように語った。

「私は常々、ホンダとのパートナーシップは、我々のチームにとって非常に重要であると言ってきた。非常に強力なエンジンメーカーの協力を得て、今シーズン用のマシンを設計し開発する方向性について、

我々に新たな可能性を与えてくれた。今はパッケージ全体を改善していくために、手を携えている」

「バルセロナで行われた2回のシーズン前テストを終え、我々が達成したことについて満足している。8日間合計で3,826kmを走破したのだ」

「スピードと信頼性という面で、適切なレベルで走れたのは、素晴らしいことだ。ホンダは素晴らしい仕事をしてくれた。しかし我々の方でも、より楽にドライブすることができるマシンを、ドライバーたちに提供することができた」

「ブレンドン(ハートレー)とピエール(ガスリー)は、我々に貴重なフィードバックをもたらしてくれたし、多くの貴重なデータを集めることができた。開幕戦のメルボルンに向けて最善を尽くすために、そのデータを分析しているところだ」

トスト代表は、シーズン開幕に向けて慎重な姿勢を維持しながらも、大きな手応えを感じているようだ。

「私は楽観的に考えているが、それと同時に慎重でもある。我々には、まだすべきことがたくさんあるんだ。みんなでとても良い仕事をしている。それについて、チームやホンダ、そしてドライバーたちに感謝したい。さぁ、レースに挑もうじゃないか!」

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3/11(日) 9:35配信
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