「ここ数年は長野の自宅スタジオで音楽制作をやり、DJの仕事で東京に来るというスタイルですね」

2011年のKEIKOのクモ膜下出血による療養のため、事実上活動を休止中のglobe。
作詞とラップを担当するマーク・パンサー(47)はKEIKOが倒れるまで、いっさいDJ経験はなかった。

「DJをフランスの音楽学校で8カ月勉強しました。ほかの若い生徒から『ジジイ』とか言われて空き缶とか投げられながら、勉強してましたね」

 なぜ一からDJをやることに?

「KEIKOが倒れて、globeで何ができるかをTKと考えたとき、僕はアーティストではなく、DJというメディアになろうと思ったんです。
KEIKOの復活をサポートするのは、けっして医学的なリハビリだけではない。そういう希望がなかったら隠居していたでしょう」

“globe愛”の深い彼は、小室ファミリー全盛期の喧騒をこう振り返る。

「僕はMTVのMCでした。そこでTKに声をかけられて一緒に全国をまわり、オーディションでKEIKOを見つけたんです。
当時はあまりの速さで事態が動いていて、記憶が曖昧なんです」

 そんな状況のなかで、マークはかなりのストレスを抱えつつ必死に行動していた。

「ファミリーの皆でフェラーリを買うとか、今だったら叩かれるようなことが普通でしたね。疲れすぎて飛行機のファーストクラスに布団を敷いて寝ていたことも。
また、楽しむ余裕がほとんどなく、毎日飲んでました。東京ドームでライブがあるのに飲み明かして、
朝の4時にドームのシャッターを叩いて、ドームの仮眠室でリハーサルまで寝て、シャワーを借りたりしてました」

マークは気になるKEIKOの近況ついても教えてくれた。

「KEIKOは元気で、昔のこともよくしゃべる。ただ、現在、globeのボーカルとしてのモチベーションが戻っていないんです。それを僕らは待っているんです。
じつは、一度デモを3人で作ったのですが、その肝心な部分が、まだ戻っていないので、作品にはできないのです」

再出発が今から待ち遠しいーー。
(週刊FLASH 2017年7月18日号)

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170815-00010003-flash-ent
8/15(火) 16:00配信

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