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【7月21日 AFP】ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2017)の主催者は、表彰台でレース勝者に女性がキスをするのは性差別か、またそれが適切かどうか判断するため「専門家委員会」を発足すると発表した。

 スペインの複数の女性団体は、表彰台で若い美女がステージ及びカテゴリー勝者の頬にキスをする大会の伝統は屈辱的だとして、廃止されるべきだとの声を上げている。

 これを受けて、3週間に及ぶ大会を主催するユニパブリック(Unipublic)のハビエル・ギーエン(Javier Guillen)氏は「われわれはキスをするかしないかを議論する。西洋社会に生きているのだから禁止するつもりはないが、勝者の頬にする2回のキスを推奨しないことも検討している」と語った。

 また、ギーエン氏は「もしボーイが必要ならそうするよ。ボーイとホステスで交互に表彰する」と話すなど、男性を新たに表彰式に参加させる可能性もあるとコメントした。

 委員会は、大会が開幕する8月19日までに結論を発表する見通しとなっている。(c)AFP

2017/07/21 12:14(マドリード/スペイン)

第63回ブエルタ・ア・エスパーニャで第16ステージを終えて総合首位を守り、表彰式で祝福のキスを受けるアスタナのアルベルト・コンタドール(当時、2008年9月16日撮影、資料写真)(c)AFP/JAIME REINA
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