寿命が100年にもなるダイヤモンドを素材にした新型電池が注目を集める。
原理は太陽電池と似ており、太陽光の代わりに放射性物質から出る電子を受けて電力を生み出す。
実用化には放射線の遮蔽が必要だが、宇宙探査機や地下資源の採掘装置など人の手の届かない場所の電源として応用が期待されている。

「きれいな結晶で、ダイヤモンドのポテンシャルを引き出すことができた」。
物質・材料研究機構ワイドギャップ半導体グループ...

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https://www.nikkei.com/article/DGKKZO69253570Z10C21A2TJM000/