セガ・マークIII用のFM音源キット「SG-MK3 FM音源増設キット Rev.1c」の取り扱いが、家電のケンちゃんで始まっている。
「にがHP」氏による同人ハードウェアで、ゲーム機本体のCPUを取り外すなどの改造が必要。店頭価格は11,000円。
■ セガ・マークIIIの基板からCPUを取り出す必要あり、CPU交換でクロックアップも可能
これは、レトロゲーム機のセガ・マークIIIにFM音源(OPLL)を増設するためのパーツセット。DCSGとOPLLの同時発音が可能で、
FM音源を無効化する機能も用意されている。
また、純正オプション「FMサウンドユニット」とは異なり、ゲーム機本体のAV端子を塞がないため、RGB信号を使用できるというメリットもある。
ただし、増設にはゲーム機本体の改造が伴い、ある程度の電子工作の技術が必要。工程には、はんだ吸い取り器を使って
基板からCPUを取り外す、というものもある。
改造後はCPU(Z80A)を40ピンソケットに取り付けるようになる。高速クロック対応のZ80互換CPUに取り換えることで
クロックアップもできるといい、10.74MHzでの動作を確認しているという。
SG-1000用カートリッジ対応の変換基板「SG-Mk3 ROM Reader for MSX」も入荷
このほか、同店にはセガ・マークIII対応のFlashROMカートリッジ「似非SGROM」やSG-1000のROMカートリッジをMSXに
接続し、プログラムを吸い出すための変換基板も入荷した。店頭価格は2,750円。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5b01982b90fa68ba5131b7a84b7bd2f4ce5ea4d7