トヨタは新型電気自動車の「bZ4X」を2022年年央に発売することを予告している。
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bZ4Xのプラットフォームは、スバルと共同開発したEV専用仕様で、スバル側でも「新型ソルテラ」として発売が予定されている。

トヨタはこのEVプラットフォームをベースにした新型電気自動車「bZシリーズ」を2025年までに7車種を投入する計画。
今回のbZ4Xはその第一弾ということで、ボディタイプとして中型クロスオーバーSUVが採用された。人気車種のハリアーやRAV4と近いボディサイズとなる。

■bZ4Xの航続距離はまずまずながらも、ソーラールーフの充電能力が意外と高い
今回、bZ4Xの主な仕様が発表された。

1回の充電での航続距離はカタログ値でおよそ500km(FF)、460km(AWD)となる。
ライバルEVとなりそうな車種と比較すると、テスラ・モデルXが547km(AWD)、日産・アリアが430〜610kmといったあたりで、bZ4Xも同程度の水準になんとか並んだという印象だ。

また、bZ4Xにはソーラールーフ仕様があり、これにより年間1800km分の電力を太陽光から充電可能となる。走行パターンや日当たりによっては日常的な充電作業が不要となり、実用上もメリットとして感じることができそうだ。

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(つづきあり)
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