「子どもを安全に乗せたい」ママたちの思いに日本の技術が応え生み出された優秀自転車・ママチャリ。
今や「mamachari 」はsushi, tofu と同じくらい国際語と言われています。

ママチャリの元祖となる女性用軽快車のスマートレディ(山口自転車)は昭和31年に誕生しました。自転車の軽量化と車体の重心を
下げたことにより、小柄な女性やスカートを履いた女性が快適に漕ぐことができるタイプの自転車です。

恐らく最大の工夫が自転車の先に買い物かごを取り付けたことだったのではないでしょうか。

昭和40年代になると、自転車にサドルレバーが取り付けられ、ますます安定した乗り心地になりました。その後ミニサイクル自転車と
女性用軽快車が合体し、ママチャリの基本形が誕生します。26インチタイヤを搭載した機能性と便利性が成功した自転車です。

昭和60年になると「ふらっかーず」(丸石自転車)が登場します。今ではよく見慣れた、前のかごが二つのハンドルで挟まれたタイプです。
かごの真ん中の底面の位置と車体とハンドルの取り付け位置を精巧に計算。見事に荷物や子どもを乗せても安定性を保てるような
安全な造りとなりました。

平成の時代になってから安全性と安定性を最大の課題とした優秀な自転車…ママチャリがますます進化していっています。

アメリカの名無しさん
ママチャリを買いたくてずっと探しているの。数年前日本に住んでいた時には持っていたのよ。かごを前に取りつけてカギも簡単に閉められて
すごい便利で気に入っていたの。アメリカでシンプルなママチャリをどこで入手できるか誰か知らないかしら。

アメリカの名無しさん
ママチャリはとても頑丈なんだ。最初に購入した時、その作りの素晴らしさにびっくりしたね。

https://golden-zipangu.jp/mamachari/
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