<新幹線長崎ルート>中国FGT話題に JR九州「今後の試験注視」
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/595361

新幹線問題対策等特別委員会で、九州新幹線長崎ルートに関する
質問に答えるJR九州の古宮洋二専務=佐賀県議会棟
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中国でフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)が開発されたと
インターネットのニュースサイトで報じられたことが、
2日の佐賀県議会新幹線問題対策等特別委員会で取り上げられた。

参考人招致されたJR九州の古宮洋二専務は「今後の試験を見ていきたい」と述べ、
動向を注視していく考えを示した。

原田寿雄議員(自民)が「世界中で中国と日本が高速鉄道を売り込むという
成長戦略を取る中、日本はFGTの高速走行を断念し、中国は完成した。
所感や知り得た情報があれば聞きたい」と質問した。

古宮専務は「詳細は分からないが、日本で開発していたFGTとは
車輪の幅を動かす動力の方式が大きく異なる」と説明し
「日本のFGTも通常走る分には問題ないが、長期走行性、耐久性、安全性、
経済性(の問題)もある。総合的に判断して中国がどうなのかは分からない」と話した。