那覇市港町の「海産物えんがん」は市沿岸漁業協同組合の直営店だ。テークアウト用のメニューは新鮮な魚介類が手頃な値段で味わえる。
ワンコイン(500円)の丼のほか、異色のサメバーガー(350円)も好評だ。

サメバーガーは過去に「おきなわ花と食のフェスティバル」で出品し、好評を博した。肝油がよく利用されるアイザメの身をフライにしている。
同漁協の仲里司参事が「ふっくらしていて歯が弱い方でも食べられる。臭みもない」と語る“イチ押し”商品だ。

ワンコインの丼はヤコウガイの炊き込みご飯、ソデイカの唐揚げをイカ墨ご飯に載せた「イカ三昧贅沢(ざんまいぜいたく)めし」、漬けマグロちらしずしの3種類。仲里参事は「利益を度外視して丼勘定で作っている」と笑う。
テークアウト用に開発した商品だけでなく、通常のメニューもテークアウトできる。電話予約がおすすめ。

所在地は那覇市港町3の1の17。5月の営業時間は午前11時から午後6時まで。6月から延長する可能性もある。

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1127008.html
サメバーガーとイラブチャーの唐揚げを持つ「海産物えんがん」の山川薫店長(右)と店員の南大輔さん
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