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ネタなのか本当なのかは不明ですが、ブルーのロータス「エリーゼ」を所有するオーナーが、
普段はハイオクガソリンを給油しているにも関わらず、今回まさかの”軽油”を給油してしまった模様。
しかも、エンジンが停止してしまい動作しなくなるという致命的な問題によりエンジンを載せ替えることになったそうです。

「エリーゼ」のオーナー曰く、「エリーゼは軽いから軽油入れたらもっと軽くなる?と思ったから軽油を入れた」と説明。
「軽自動車には軽油」という考えに近そうな感じはありますが…これによりエンジンがかからなくなりレッカーで運ぶ結果になったそうですが、
「そんなことは知らない」と怒り口調になっているのは非常に残念ですね。
※参考までに・・・温度や組成にもよりますが、ガソリンの比重は0.75前後、軽油の比重は0.82前後なので、
実質ガソリンスタンドで一番比重が大きいのは軽油になりますね

ちなみにおさらいではありますが、軽油を給油して良いのはディーゼルモデルのみであり、ガソリンと軽油では沸点の違いもありますし、
軽油は沸点が高く高温にて燃焼するという特徴があるため、ディーゼルエンジンは圧力をかけることで軽油の温度を上昇させて自然発火させるという仕組みになります。

近年では、セルフ給油が可能なガソリンスタンドが多くなってきているため、若年層や高齢者による「軽自動車だから軽油」という勘違いによる誤給油も多発しています。

今回の例では、勘違いというよりも単なる試みで行った過ちに過ぎず、軽油を入れたことで、もしかしたらノッキングが発生していた可能性があるかもしれませんし、
今回はエンジンの載せ替えが必須になるとのことから、相当な修理費用が発生することは間違いないでしょう(いずれにしてもエンジンに重大な損傷を与えたことになる)。

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