トヨタ自動車は24日、ブレーキの力を増幅させる装置に不具合があり、ブレーキの利きが悪くなる恐れがあるとして、乗用車の「プリウス」「クラウン」など13車種計2万2431台(今年4〜6月生産)をリコールすると国土交通省に届け出た。
これまでに不具合や事故は報告されていない。

https://www.sankei.com/economy/news/190724/ecn1907240013-n1.html


1.不具合の状況

電子制御式油圧ブレーキのブレーキブースタポンプにおいて、ポンプモータの構成部品である樹脂製ブラシホルダの成形型が不適切なため、
ブラシとの隙間が小さく、ポンプ作動時に当該ホルダが熱膨張してブラシが引っ掛かり、ポンプモータが導通不良となるものがあります。
そのため、ポンプモータが作動せず警告灯が点灯し、最悪の場合、倍力作用が損なわれて制動停止距離が伸びるおそれがあります。

2.改善の内容

全車両、ブレーキブースタポンプを点検し、該当するものは良品と交換します。

https://toyota.jp/recall/2019/0724.html
https://toyota.jp/recall/2019/drawing/image/0724.gif